自動車は、タイヤとホイールがなければ稼働できない

Car Dictionary

構造

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自動車の構造には、フレーム構造とモノコック構造の二種類がある。

フレーム構造とは、骨組みを作ったところに部品を装着していくものである。
それに対して、モノコック構造とは土台となるフレームを作らず、パーツ全体を薄い金属板で覆っている。

フレーム構造

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骨組みに、そのウワモノとなる部品を装着するのがフレーム構造である。
それを大別すると、ラダーフレーム方式とスペースフレーム形式の2種に分けられる。

ミニ四駆にように、シャーシとボディのパーツに分割されている構造なのがラダーフレーム方式である。
シャージがある分、強度としてはモノコック構造よりも強い。

しかしながら、万が一事故を起こした時に衝撃を吸収できない。
そのため、本体の損傷は少なくなるが内部に伝わる衝撃は大きい。

この他にも、フレームを作る分床下が低くできない点、またコストも高いという弱点が有る。

一方でスペースフレーム構造の場合、パイプで基本的な外装の骨組みを造る。
その骨組みに、凧の皮を貼るように外装部を貼り付けることでボディを完成させる。
外装部の骨組みから造ることが出来るため、独特なデザインを形成できるのが特徴だといえる。

モノコック構造

卵の殻のように例えられることが多い、モノコック構造。
この方法は自動車に加え、住宅やプラモデルなど様々な分野で利用されているのが特徴である。

別名で応力外皮構造とも呼ばれるこの構造は、元々は航空機の外装を造る際に利用されてきた。
卵の殻は円形であることから、強い剛性を確保している。
それと同じような全体の剛性を確保するために、フレームそのものを含めて車体とする。
それが、モノコック構造である。

特徴としては、シャーシを作る必要が無いため床面を低く出来る。
それによって、全体の高さや重心の高さを低く設定できる。
さらに、ロボットによる組み立てが利用できることで量産性が高い。

駆動方式

自動車には、エンジンによって生まれた力を車輪に伝えることで駆動する特徴がある。
これにおいて、駆動する方式は大きく分けて5種類あり、さまざまな駆動方式が選ばれる。

種類としては
・FF
・FR
・MR
・RR
・4WD
の5種類に分類されている。

一般的に最も多く見られる駆動方式が、FF方式である。
前にエンジンが有り、その力が伝わる駆動輪も前輪に設定されているのが特徴である。
必要とされる部品やスペースが少ないため、それによって低価格で広い自動車を作ることができるのがメリットだとされる。
同時に、エンジンが前であることで重心も前になり、スピンの危険性が少ない。

違い

一般に最も普及しているのはFF車である。
同じように前方にエンジンを積むが、駆動輪が降臨となるのがFR車である。
FR車の場合、前に設置したエンジンの力をプロペラシャフトで後輪に伝えることになる。
プロペラシャフトを設置する分、車内スペースが狭くなってコストは高くなる。
その代わりに、フロントで舵取りをして後輪を駆動輪とする役割分担によって、効率のよい動きが出来る。
結果として、馬力が高くドリフトもしやすい傾向にあり、スポーツ車や高級車に多い仕様となっている。

4WD車の場合、エンジンの力が4輪全てに伝わるため悪路の走破性に長けるのが特徴である。
FF車やFR車に比べると、車重が重くなる傾向にある。
その分、燃費と価格が高くなりやすいのが問題だといえる。

F1を始めとしたスポーツ車に採用されるのが、後部座席に相当する部位にエンジンを載せたMR車である。
エンジンの設置位置から、強制的に2人乗りまでとなる狭さが特徴であり、弱点でも有る。
それに対して、フロントを低く設計できる点と、フロントが軽量なため回頭性に優れる点がメリットである。

RRと呼ばれる車体後方にエンジンを置き、駆動輪を後輪とする方式は現在ほとんど見かけられない。
少なくとも、国産車の現行モデルでこの方式を採用している車種はない。

ニュース

2014/03/11
最古
2014/03/11
必要性